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精神科医療連携室について

 若草家族会は若草病院・若草クリニックに通院又は入院している患者さんのご家族で結成されている会です。
昭和59年に発足し、2ヶ月に1回定例会を開催しています。
 内容としては、当院医師による統合失調症、気分障害などの精神疾患、薬物療法などについての講演やその他医療スタッフによる福祉サービスについ ての 説明など幅広く行っております。
 また、それぞれのご家族が抱えている悩みや相談したいことを家族会の交流を通じて話し合い、精神疾患についての理解や関わりかたなどを深め合う ことを目的としています。 ご家族のゆとりや自信の回復、さらには当事者の心の安定や再発防止の一助となればと役員一同考えております。
 家族会への多数のご参加をお待ちしております。

平成27年1月
若草家族会役員一同

家族会入会について

 先ずは家族会に見学を兼ねてご参加ください。
 ご参加の上で「家族会」に関心をもち、入会、参加を希望される場合はその旨を当院医療連携室までご連絡ください。
 なお、家族会に入会される際は年会費1,000円を徴収させていだだいております。この年会費は、次回家族会日程のご案内や宮崎県家族会連合会 からの研修案内 などを会員の皆様に郵送する費用として充てさせていただいております。

平成28年11月26日 家族会

場所:こかげ館2Fデイケアホール(若草病院隣り)
講師:児玉光一氏、長友ゆみ氏
(地域生活支援センターすみよし ピアスタッフ)
テーマ:「地域生活支援センターすみよしとピア活動について」

家族会

 今回の定例会では、地域生活支援センターすみよしのピアスタッフを勤めている児玉光一さんと長友ゆみさんの講演が行われました。
  「ピア活動」とは、近年注目されている支援手法で『医師を初めとする医療従事者』と『当事者』という支援関係ではなく、当事者同士で支え合う活動です。

 ピア活動では、一定の回復を果たした当事者が様々な勉強され、ピアスタッフとして症状や障がいで悩んでいる当事者や家族の支援を行っています。児玉さんと長友さんより、自身の発病から現在に至るまでの体験談、ピアスタッフとしての活動を始めた動機等を話して頂きました。

 児玉さんの「リカバリーは症状の回復ではない」「リカバリーは誰かが与えてくれるものでも、時が来れば自然に訪れるものでもなく、回復と挫折の繰り返しを通して育つもの」というお言葉が印象に残りました。又、長友さんは闘病の中で「幸せになりたい」と強く望み続けたこと、そして「病気の苦悩を解き放つきっかけは他者の話を聴き、自身のことを語ることにあった」という体験談は非常に説得力がありました。

 お二人の体験に基づいた様々なお話は家族・当事者・職員の区別無く胸を打つものでした。 『一生懸命に生きている姿勢は他者を勇気づける』 ごく自然にそう感じた一日でした。そして『懸命に生きる姿勢』は、年齢や性別、担っている役割、症状の有無等に関係なく体現でき、お互いに享受できるものだと感じました。

 次回は来年1月〜2月に、新年会を兼ねた親睦会として開催する予定です。後日、ホームページ、案内文書等でお知らせいたします。

平成28年9月10日 家族会

場所:こかげ館2Fデイケアホール(若草病院隣り)
講師:白土 俊明 (医療法人如月会 若草病院院長・精神保健指定医)
テーマ:「精神科の薬物療法について」

家族会

 9月10日(土)に若草家族会が開催され、8名の参加がありました。

  うつ病の新薬を中心に精神科の薬物療法についてお話しいただきました。統合失調症の治療薬で代表的な時効性注射剤の有効性についての話もありました。

   インフォームドコンセント(説明と同意)の話では、当院での治療の在り方を見直し他職種で患者さんや家族へ分かるように説明を行う動きが出ていることをなども話題にあがりました。 質疑応答の中では当院で積極的に使用しているクロザリルについての質問や海外と日本で使用される薬の違いなど普段なかなか聞けない内容などもあり有意義な会となりました。

  次回は11月中旬ころを予定しております。開催日時が決まりましたらホームページにてご案内いたします。

平成28年5月28日 家族会

場所:こかげ館2Fデイケアホール(若草病院隣り)
講師:水野 謙太郎(医療法人如月会理事長・精神保健指定医)
テーマ@:「平成28年度如月会事業展開について」
テーマA:「若草家族会前年度事業報告、会計報告、事業計画案」

家族会
 

 5月28日、今回参加者8名で若草家族会講演会・総会が開催されました。

 平成28年度の事業展開について、@当院の医療連携室と外来を統合し新たに「外来地域医療連携室」の発足、A高鍋町に当法人として3つ目の訪問看護ステージョン「ひなた」の設立(8月開設予定)、B精神科重症患者早期集中支援の申請(行政機関と連携して入院予防を行う)という在宅治療に重点を置いた事業展開を行うこと、また、これまで以上にクロザリル治療(治療抵抗性統合失調症治療薬)に力を入れていき重症統合失調症患者の地域生活支援を行っていくという講演内容でした。

 最後の質疑応答について、「統合失調症以外の治療計画をどのように考えているのか?」という質問を頂きました。当院は精神科救急医療を提供している為、統合失調症以外のたくさんの精神疾患をもつ方の治療を行っています。今年度も引き続き外部研修に力を入れていき、精神科救急治療を行っている病院として様々な精神疾患治療の整備を行っていく所存であります。

 その後、若草家族会総会が行われ、平成27年度の事業・決算報告、平成28年度の事業計画も特に問題なく終えることが出来ました。

 次回の若草家族会は7〜8月中を予定しております。詳細については、後ほどホームページへ掲載しますので、みなさんの参加をお待ちしております。

平成28年4月2日 家族会

場所:こかげ館2Fデイケアホール(若草病院隣り)
講師:山本 英一朗
      (障がい者就労継続支援B型事業所 奏(かなで) 施設長)

テーマ:「奏(かなで)事業説明・事業所内覧会」

 

家族会

今回は雨が降り、天候に恵まれなかったのですが、10名の参加がありました。平成28年2月1日に開設した事業所でようやく2ヶ月が経過しました。 「障害者就労継続支援B型事業所」と名前が長いのですが、いわゆる障害福祉サービスの一つであり、「通常の事業所に雇用されることが困難な就労経験のある障害をお持ちの方に対し、 生産活動などの機会の提供、知識および能力の向上のために必要な訓練その他必要な支援」を行う事業所であります。

 生産活動も@野菜加工、A清掃、B園芸 の3つを提供しています。宮崎市内でも同じ就労継続支援B型事業所は30数箇所ありまして、生産活動もパソコンや弁当作りなどと様々です。 サービス利用に関しては、相談支援事業所(当法人では相談支援事業所スマイルがあります)と一緒に見学などを行い、利用者のニーズに合った事業所を選択し申請手続きを行います。

 最後の質疑応答では、奏に関すること以外に生活保護や年金など制度面についてたくさんの質問を頂きました。その後、事業所へ移動し内覧会を行い今回の若草家族会が終了しました。

 次回の若草家族会は5月を予定しております。詳細が決まり次第ホームページもしくは院内掲示板にてお知らせいたします。

 

障害者就労継続支援B型事業所 奏(かなで)の概要

  • 【営業日】 月〜金(土日、祝日、年末年始は休業)
  • 【営業時間とサービス提供時間】 営業時間:7:30〜17:00 サービス提供時間:9:00〜15:30
      ※実際の勤務時間はサービス提供時間内で決めます。
  • 【利用定員と利用対象者】 定員:30名 精神障がい者、知的障がい者
  • 【工賃】 時給300円
  • 【配置職員】 管理者兼サービス管理責任者 1名 生活支援員 2名 職業指導員 6名(うち調理師3名はAM勤務で交代制)
  • 【事業内容】 @野菜加工、A清掃、B園芸(AMのみ)
  • 【昼食】 100円自己負担あり(給与天引になります)

 就労継続支援B型事業所奏(かなで) 見学、説明などご希望の方は、奏(かなで)もしくは若草病院までご連絡下さい!!
 (お問い合わせ先) 宮崎市宮田町13−18(旧毎日新聞ビル跡) 0985−82−6262

家族会様子

平成28年2月7日 家族会

場所:こかげ館2Fデイケアホール(若草病院隣り)
講師:水野 学(精神保健指定医・内科認定医)
テーマ:「精神疾患に併発しやすい疾患とその予防対処について」

 厚生労働省の方針である「5大疾病」の簡単な説明と予防法について講演が行われました。
 「5大疾病」とは@がん A脳卒中 B急性心筋梗塞 C糖尿病
 D精神疾患であり、2011年7月6日に厚生労働省が決定した方針です。

家族会

 厚生労働省による2008年患者調査では、精神疾患の患者数は約323万人です。4大疾病で最も多いと言われる 糖尿病患者(約237万人)、がん(約152万人)を大きく上回る数値であり、今後の疾病対策が大きな課題であります。 今回の講演は、運動不足や食習慣、喫煙、向精神薬など考えられる疾患の原因を踏まえての内容で、みなさん真剣に聞かれていました。

平成27年11月14日 家族会

場所:こかげ館2Fデイケ アホール(若草病院隣り)
講師:長友ゆみ氏、児玉光一氏(地域生活支援センターすみよし ピアスタッフ)
テーマ:「地域生活支援センターすみよしとピア活動について」

 11月14日に若草家族会が開催され、11名の参加がありました。

 長友氏、児玉氏より、自身の発病〜現在に至るまでの体験話、地域生活支援センターの活動について講演していただきました。 お二人ともこれまでの苦難を乗り越え現在は、就労訓練事業所に通いながら「地域生活支援センターすみよし」にてピア活動を行われています。

 「当事者に対して、医療・福祉の専門職からは届かない言葉もピアスタッフが話を行うことで届くことがある。特に『入院』という現状に 満足している当事者に対して、退院すれば楽しい生活が待っているという思いを伝えていきたい」という言葉が印象的でとても参考になりました。

 最後の質疑応答でも本日の感想を含め、家族が抱えている悩み等が聞かれ、ピアスタッフが行っている活動をもとに参加者の質問に対してのアドバ イスを聞くことができました。

家族会様子

(地域生活支援センターすみよし ピア活動について)

 現在5名のピアスタッフが在籍しており、約15名の当事者の方達と「家族との付き合い方」「お金の使い方」「服薬について」など話し合い たい事を主なテーマとして話し合いが行われています。

 開催日時:毎月第1、第3火曜日15:30〜17:00
(詳しくは地域生活支援センターすみよしのホームページをご覧ください!!)
ご興味のある方はぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?参加費無料です。
 次回の若草家族会は、1月下旬頃に若草家族会新年会を予定しております。開催日時が決まりましたらホームページにてご案内いたします。

平成27年8月29日 家族会

場所:こかげ館2Fデイケ アホール(若草病院隣り)
講師:白土 俊明(医療法人如月会 若草病院院長・ 精神保健指定医)
テーマ:「精神科の薬物療法について」

 8月29日(土)に若草家族会が開催され、11名の参加がありました。

 脳内の神経伝達物質の紹介から始まり、統合失調症の治療薬で代表的な抗精神病薬、時効性注射剤、うつ病の治療薬である抗うつ薬、睡眠薬などの薬剤による効用、副作用、併 用服用(抗精神病薬と抗うつ薬)についての内容で行われました。

 また、日本は、諸外国と比べて新薬の承認が遅れている(ドラッグ・ラグ)状態についての指摘もあり、みなさん真剣に話を聞かれていました。最後の質疑応答でも実際に家族 が服用している薬、治療状況についての意見が聞かれました。

 次回は10月下旬ころを予定しております。開催日時が決まりましたらホームページにてご案内いたします。

平成27年5月30日 家族会

場所:こかげ館2Fデイケ アホール(若草病院隣り)
講師:水野 謙太郎(医療法人如月会理事長・精神保健指定医)
テーマ@:「医療法人如月会の今後の事業展開について」
テーマA:「平成26年度若草家族会事業報告・平成27年度若草家族会事業計 画」

 5月30日に若草家族会・総会が開催されました。
 はじめに6月に予定されている「日本精神神経学会学術総会」の内容を基に講演を行いました。

 当院が力を入れているクロザリル治療(治療抵抗性統合失調症治療薬)による長期入院患者の減少、病床数の削減を行ったことで病棟治療部門から 在宅治療部門へマンパワーの移行が可能になったこと、またそれに伴って、訪問看護・介護事業の増設、就労継続支援B型事業所の設立準備、地域との 連携強化といった在宅治療部の拡充に向けて取り組んでいくといった内容で、14名(うち4名が当事者)の参加がありました。最後の質疑応答も活発 な 意見が飛び交い、充実した内容になりました。

 最後に、平成26年度事業・決算報告と平成27年度事業計画の公表を行い今回の家族会を終了しました。
※次回若草家族会は8月〜9月を予定しております。詳細については、ホームページに掲載いたしますので皆様のご参加をお待ちしております。

お問い合わせ

医療法人如月会 医療連携室
 <若草病院代表>電話: 0985−28−2801  ファックス:0985−20−0819
相談受付時刻 月〜金 8:30〜17:00